SEO VISION THE SEO

アイレップ渡辺氏/JADE 辻氏 による対談イベント
THE VISION OF SEO – DemandSphere
に運良く参加できたので雑感を少し書いておきます。

ちなみにイベントの主催者は
SEOプラットフォーム DemandSphere
を提供する Ginzamarkets, Inc.。

元アイレップの 岡本氏が
同社に参加したきっかけで実現した対談。とのこと。

Discover/音声検索

「未来の”検索”」や「技術トレンド」の文脈で複数回言及された
音声検索とDiscover。
「もう少し影響が大きくなったら考える」つもりでしたが
触っておいた方が良さそうです。Googleレンズも。

キャリア

なぜseoを続けるか?10年後のキャリアは?
SEO業界で 20年以上のキャリアがある渡辺氏は
「変化し続ける”検索”は面白い」との回答。
自然検索だけでなく、動画や音声検索。
ユーザーの検索行動への強い興味が印象的でした。

普段ツールやデータばかり見ていると忘れがちですが、
1セッションの向こうにいるユーザーのことを忘れないようにしたいです。

「一行のログの向こうには、一人のユーザがいる – ihara2525’s blog」

“世界最大規模に複雑なシステムと向き合うのが面白い”
SEOの”神様”こと、辻氏の回答。

Technical-SEO が得意なイメージのある辻氏らしいというか、
たしかにGoogle以上に複雑なプラットフォームはそうそうないし、
世界トップレベルの天才達が数万人規模で関わっているGoogle検索。
世界の叡智が結集されているサービスと向き合う。
ことはギークにとってたまらない気がします。

今後身につけるべきスキル

SEOキャリアから派生してSEO担当者のスキルの話題に。

“Googleが賢くなるほど、
技術的(Technical)なスキルは重要度が下がり、
代わりに UI/UX やユーザー心理の理解がより重要になる”

これまでのSEOの歴史を踏まえても納得感があります。
Google がやりたいことを理解して、
キャッチアップしていく姿勢が必要。と理解しました。

キーワードの選球眼

“Google Analytics でキーワードを見れなくなった
2014年以降にSEOをはじめたSEO担当者は
キーワードの選球眼(?)が鈍いことがある”
との見解は新鮮でした。

たしかに、「昔のようにGAで各ページの流入KWを細かく見て」
のような分析はデータの制限でできなくなったので、
キーワードに対する”感覚”が前後の世代で異なるのかもしれません。
対策として、
“SEOトレンドとしっかり向き合い検索行動の理解度を深めるとと武器になる”
とのアドバイスをいただきました。

SEOはglobal

日本に居ると、忘れがちですが。
あくまで、Googleは Globalなプラットフォーム。
検索行動は地域によっても異なるので、視点のひとつとして重要だなと。
日本語以外でSEOやると、普段から意識できるようになるのかな…

ユーザー理解

渡辺氏はユーザー行動を理解するため、
深いコミュニティを見に行くそうです。

コミュニティのイメージ:デジカメ – 5ちゃんねる掲示板

確かにオタクユーザーのコミュニティに行けば
現場の声(オタクKW)が聞けますし、
ユーザーの特性や傾向なんかも把握できそう。
ちょっと今度やってみます。

SEOをどうやって推進すればいいか

“信頼”のひとことは重みが違いました。
信頼を得るために必要なのが”実績”。
そのため、進みが良くない施策やプロジェクトは
小さくても良いからとにかく早く実績を出す。が王道だよなと納得しきり。

SEOの未来

音声検索や動画検索など技術トレンドから見える
数年先の未来も楽しそうですが、
さらにその先の「スマーティブ」みたいな世界が待ち遠しいです。
※国立情報学研究所(NII)の「スマーティブ」PJTは頓挫したままです。

考えるコンテンツ「スマーティブ」 (丸善ライブラリー)

忙しいとなかなか機会がありませんが、
年に1回くらいは未来を考える時間を作るべきだと考えさせてもらえる
素敵な対談でした。

関連情報
アクセス解析の重鎮 小川氏の参加レポート