SEOのヒアリング

SEOにおける初回のヒアリングは
「お医者さんの問診」や「弁護士の面談」
などと同様に非常に重要な施策開始の準備作業です。

ヒアリングの目的と確認事項

プロジェクトやサービスの理解

サービスの企画資料や
事業領域の調査レポートは必ず共有してもらいましょう。
事業ドメインやビジネスモデルの理解はもちろん、
メインターゲットや既存顧客へのアンケートなども
インプットできるとユーザー理解が深まります。

全体戦略やマーケティング戦略

事業戦略や(デジタル)マーケティング戦略が
策定されているのであれば、SEOも既存戦略に則ってください。
SEOの必要性が認識されているうえで
SEOの施策推進が決定されているのであれば問題ありませんが
誰かの思いつきでプロジェクトが始まっているのであれば、
「SEOをやるべきなのか」は決裁者と合意しておいてください。

Webサイトについて

サイト規模や多言語展開の有無、URLの命名規則のような
基本的な事柄も念の為確認しておきましょう。
CMSや制作/開発リソースも事前に確認しておくことで
実現可能性の低い施策を除外できます。

目的、成果、KPI

「なんのためにSEOをやるのか」は曖昧なままではよくありません。
メディアでPVを伸ばしたいのか、
BtoBサービスで既存顧客へのサポートを強化したいのか
では各施策の優先度が大きく異なります。
たまにあるのが 想定していた成果指標(資料問い合わせ など)が
計測されていないパターン。
SEOより先に解析ツールの設定が必要です。

期待値コントール

SEOは時間が掛かります。
少なくとも1年の施策期間を待てず、
数ヶ月で成果を求められ、頓挫したプロジェクトをいくつも見てきました。
社内リテラシーやSEOの必要性を鑑みて、
「いつまでに」「どの程度の成果を期待するのか」は
プロジェクト開始前に関係者の合意を取っておきましょう。

まとめ

プロジェクトを成功に導くために必須のヒアリングですが、
実はプロジェクト関係者との関係構築開始の意味もあります。
尋問官ではなく、サービスを成長させる仲間と認識してもらえるよう
誠実なコミュニケーションを心掛けながらも
必要な事柄を抜けもれなく聞くためにも
ヒアリングシートなどを作っておくのも有効です。
良いヒアリングで良いキックオフを